bingo!CMS(インストール版)のPHP8への切替方法について
記:2024年6月20日
日頃よりbingo!CMSをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
bingo!CMSは、この度リリースしたバージョン1.7.5からPHP8に対応いたしました。本ページではPHP8への切替方法についてご案内いたします。
bingo!CMS1.7.5のリリース情報については下記お知らせをご覧ください。
bingo!CMS 1.7.5をリリースしました
はじめに
PHP8切替までの流れ
- メンテナンス画面を表示します。
- bingo!CMSを現在のバージョンから1.7.5へバージョンアップします。
- スキンと拡張ユニットをアップデートします。
- 1〜3の完了後、PHPを現在のバージョンから8へ切り替えます。
- メンテナンス画面を戻してサイトを公開します。
メンテナンス画面の表示方法について
作業中は公開サイトにエラーが表示されます。あらかじめレンタルサーバー側でメンテナンス画面を表示のうえ作業してください。
※bingo!CMS管理画面の公開モード「メンテナンス」は、作業中は使用できません。レンタルサーバー側で設定が必要です。
メンテナンス画面の設定方法
以下は設定の一例です。実際の手順はレンタルサーバーのマニュアル等をご確認ください。
- メンテナンス画面を用意します。名前は任意です(例:mainte.html)。
- ルートディレクトリ(home/ユーザー名/www)に作成したメンテナンス画面をアップロードします。
- もともとのbingo!CMSに付属していた、ルートディレクトリの.htaccessファイルをバックアップします。
- 作業開始時に、以下の記述をした.htaccessファイルをルートディレクトリにアップロードします。
ErrorDocument 503 /mainte.html <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteCond %{REQUEST_URI} !=/mainte.html RewriteCond %{REMOTE_ADDR} !=接続を許可するIPアドレス RewriteRule ^.*$ - [R=503,L] </IfModule>
- 作業終了後、バックアップしていたbingo!CMSの.htaccessファイルをルートディレクトリにアップロードします。
- mainte.htmlファイルを削除します。
bingo!CMSのバージョンアップについて
バージョンアップライセンス料金
お客様が使用しているbingo!CMSのバージョンにより、バージョンアップライセンス料金が異なります。
- bingo 1.7.0.x〜1.7.4.xをご使用中の場合:無償
- bingo 1.6.x以下のバージョンをご使用中の場合:有償
バージョンアップライセンスお申し込み
下記ページよりお申し込みください。
ご自身で作業が難しい場合は、別途16,500円(税込)より代行作業を承ります。
- bingo!CMSパートナー:https://users.bingo-cms.jp/version_up_form_p
- bingo!CMSパートナー以外のお客様:https://users.bingo-cms.jp/version_up_form
ご注意
- 代行作業の標準的な範囲を超えて作業する必要がある場合は、別途調査・お見積りとさせていただくことがございます。
- 遊歩ナビモジュール、求人記事作成モジュール、医師会モジュール等、拡張モジュールを利用している場合は代行作業が必須となります。
- bingo!CMSパートナーや制作会社からbingo!CMSを購入されたお客様への直接サポートは行っておりません。購入先へご相談ください。こちらに該当するお客様からのお問い合わせは、サイトを制作したbingo!CMSパートナーや制作会社へ転送させていただきます。
スキン・拡張ユニット・拡張モジュールのアップデートについて
bingo!CMS1.7.5にバージョンアップすると、使用しているスキン・拡張ユニット・拡張モジュールによっては、ページにエラーが表示されたりページが真っ白になったりすることがあります。下記のスキン・拡張ユニットについては、PHP8向けのアップデート版に差し替えることで問題は解消します。
それ以外のスキン・拡張ユニットについては、アップデート版のご用意が無いため、似たデザインや機能を持つスキン・拡張ユニットへの差し替えが必要です。作業前にあらかじめご確認のうえ、適宜ほかのスキン・拡張ユニットに差し替えていただくようお願いいいたします。
- スキン:bingo!CMS管理画面/デザイン管理/スキン管理でインストールされているスキンの一覧を確認できます。
- 拡張ユニット:bingo!CMS管理画面/その他管理/ユニット・コンテナ表示設定でインストールされている拡張ユニットの一覧を確認できます。
拡張モジュールを導入している場合は、代行作業が必須となるため、バージョンアップお申し込みフォームよりご連絡ください。
※独自に開発をご依頼いただいたスキン・拡張ユニット・拡張モジュールはアップデート対象外です。
拡張ユニット
画像(上段)+テキスト(下段)×5(.extImg5Txt5)
拡張画像ボタン(.extImageBtn)
SNS(.extSnsBtn)
フローティングボタン(.extFixedImg)
インスタグラム連携(.extInstaTl)
カスタム連載記事リスト1(.extCatList1)
カスタム連載記事リスト2(.extCatList2)
カスタム連載記事リスト3(.extCatList3)
カスタム連載記事リスト4(.extCatList4)
マルチ連載記事リスト(.extCatList5)
連載記事スライド(.extCatList6)
連載記事関連リスト(.extCatRelate)
連載イベント記事リスト(.extEventList)
連載イベント記事関連リスト(.extEventRelate)
拡張モジュール
求人記事作成モジュール
アップデート手順
スキン その1:FTPでファイルをアップロードする場合
- 上記リンクよりアップデートファイルをダウンロードする
- ダウンロードしたファイルを解凍する
- FTPを使ってファイルを上書きする
※作業前に元ファイルのバックアップをお願いいたします。
※元ファイルのindex.tplなどを編集している場合は内容が上書きされますのでご注意ください。
スキン その2:管理画面から更新する場合
- 上記リンクよりアップデートファイルをダウンロードする
- bingo!CMS管理画面にログインしデザイン管理/スキン管理をクリック
- 「新規スキンをインストール」のファイルを選択ボタンからアップデートファイルを選択し登録ボタンをクリック
- デザイン管理/テンプレート管理をクリック
- 該当のスキンを使用したテンプレートにチェック/テンプレート操作のプルダウンから基本情報編集をクリック
- 最新のスキンを選択し保存ボタンをクリック
※スキンのバージョンは基本情報編集画面の右端にあるバージョン表示で確認できます。
※スキンのCSSファイルの編集内容は引き継がれません。最新のスキンへ変更後に改めて編集が必要です。
拡張ユニットの場合
- 上記の各リンクよりアップデートファイルをダウンロードする
- bingo!CMS管理画面にログインしその他管理/拡張機能管理をクリック
- 対象のユニットの右端にある更新ボタンをクリック
- ファイルを選択ボタンからアップデートファイルを選択し登録ボタンをクリック
- バージョンが更新されたことを確認し完了
PHP8への切替手順について
以下の作業は、bingo!CMS1.7.5へのバージョンアップ、ならびにスキンと拡張ユニットのアップデートが完了してからおこなってください。
以下はさくらインターネットでPHP7.4からPHP8に切り替える場合の操作手順です。
その他のレンタルサーバーをご利用の場合は、レンタルサーバーのマニュアル等をご確認ください。
操作が難しい場合は、弊社へバージョンアップ代行作業の依頼をご検討ください。
作業手順
以下の手順に従い、PHP8への手動バージョン変更とphp.iniの再設定をお願いいたします。
手順1.
現状のphp.iniの編集内容をメモ帳などにコピーしてバックアップします。
--------------------------------------
※コピー例
zend_extension = /home/●●●/◆◆◆/△△△△/ioncube_loader_fre_7.4.so
date.timezone = "Asia/Tokyo"
--------------------------------------
手順2.
PHP8用の『ionCubeLoader』がアップロードされているか、FTP等で確認します。
上記の例の場合、FTPにて /home/●●●/◆◆◆/△△△△/ に接続後、『ioncube_loader_fre_8.▲.so』のファイルがアップされていることを確認します。
アップロードされていない場合は、下記よりFreeBSD 9(64bit)をダウンロードして設定してください。
- Loaders for ionCube Secured Files※ionCubeのサイトが開きます。
さくらインターネットの契約時期によっては FreeBSD11(64bit)の場合もございます。
サーバコントロールパネル/サーバ情報/サーバー情報よりご確認ください。
!ご注意!
手順3.以降を実施すると手順4.の完了までサイトの閲覧ができなくなります。
これ以降は手順内容をあらかじめよくご確認のうえ、短時間のうちに続けて実施していただくようお願いします。
手順3.
PHPのバージョンを変更します。
以下のURLをご参照のうえ、サーバーコントロールパネル/スクリプト設定/言語のバージョン設定よりPHP8へご変更ください。
- PHPのバージョンを変更したい ※さくらインターネットのサイトが開きます。
手順4.
php.iniの設定を変更します。
サーバーコントロールパネル/スクリプト設定/php.ini設定より、手順1.でコピーしたテキストを貼り付け、以下の内容をご変更ください。
【変更内容】
ioncube_loader_fre_7.4.so の部分を ioncube_loader_fre_8.▲.so に変更
--------------------------------------
●記述例
(変更前)
zend_extension = /home/●●●/◆◆◆/△△△△/ioncube_loader_fre_7.4.so
date.timezone = "Asia/Tokyo"
↓
(変更後)
zend_extension = /home/●●●/◆◆◆/△△△△/ioncube_loader_fre_8.▲.so
date.timezone = "Asia/Tokyo"
--------------------------------------
その他
さくらインターネットのセキュリティサポートについて
詳細は以下リンクをご確認ください。
- PHPの提供ポリシーを知りたい ※さくらインターネットのサイトが開きます。
ご不明な点がある場合
下記サポートまで内容をそえてお問い合わせください。
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