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配信:2022年5月11日

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GA4への移行準備は6月までに済ませるのが◎! その理由とは

Google アナリティクスのイメージ

こんにちは! bingo!CMS 広報担当の鈴木です。
 
Google アナリティクスのUA(ユニバーサル アナリティクス)は2023年7月1日をもってデータ収集が停止されます。
代替としてGA4(Google Analytics 4)がリリースされていますが、もう移行はお済みでしょうか?
 
来年までにどうにかすればいいや…とお思いの皆さま、GA4へ移行するなら、今年の6月までに導入しておくのが吉!です。
その理由をご説明します。
 
 

なぜ6月までに導入しておくべきなのか?

GoogleアナリティクスUA終了前後のタイムライン

結論から言うと、UAと並行してGA4を導入し、2023年7月までの一年分のデータをGA4に蓄積しておくことで、UAが終了してもGA4でデータの前年比を確認できるからです。
 
UAのデータ収集が停止された後、2023年7月1日より前にUAに蓄積されたデータは、最低6ヶ月間は見ることができます。
しかし、UAとGA4は概念の異なるまったくの別物なので、ふたつのレポートを並べてもデータ比較はほぼ不可能です。
 
基本的に、分析ツールは設定してからのデータ収集となるため、設定以前のデータは確認できません。
そのため、来年になって急にGA4で計測を始めても、データの前年比が確認できるようになるまでさらに1年かかるので、分析に切れ目ができてしまいます。
 
年別や年度別で確認したいなら、本当はもっと前からGA4を始めておくべきでした…ある意味、6月がスムーズにGA4へ移行できる最後のチャンスと言えるかもしれないのです。
 
必要があるにも関わらずまだ作業できていないサイトがある場合は、ぜひ6月中の導入をご検討ください。
 
 

制作会社が検討した方がよい点


今後、「すでにUAを導入しているクライアントへGA4移行の提案をする」または「クライアントからGA4導入の代行作業を依頼される」といった場面が考えられるのではないでしょうか。
 
しかし、GA4のプロパティは見た目がガラッと変わっているだけでなく、これまでUAにあった項目が無くなったり統合されたりしています。
見積もり作成の全容把握のためにも、今のうちからGA4にある程度慣れておいたほうが良さそうです。
 
GA4はタグを設置しただけではほぼ使い物にならず、とりあえず体裁を整えるだけでも以下のような作業が必要となります。
  • プロパティ作成
  • タグ設置
  • Googleシグナルの設定
  • データ保持期間の設定
  • コンバージョン設定
  • 内部トラフィックの設定
  • 除外する参照リストの設定
  • Google Search Consoleの連携
その他、アトリビューションや拡張計測機能の設定、個別のレポート作成など、クライアントの要望によりまだまだ作業が増える可能性があります。
 
また、UAのサポート完全終了時期はまだ未定ですが、終了後はUAのレポートを閲覧できなくなる旨が予告されています。
もし今までUAで収集したデータを保管しておきたい場合は、UAのレポート画面からExcelやPDFなどでデータをダウンロードしておかなくてはなりません。
 
これらを間際になって複数のクライアントから同時に依頼されたら…考えるだけでも大変ですね!
 
そのため、GA4を導入する見込みのあるクライアントが予想できるようでしたら、あらかじめスケジュールを立ててこちらから提案を行ったほうが、負担が軽減できると思われます。
 
 
 
GA4の導入手順がわからない方は、HAPPY ANALYTICSの代表 小川卓氏が運営していらっしゃる、以下の情報サイトが非常に参考になるのでおすすめです。
 
Google Analytics 4 ガイド
 
私もGA4の使い方を鋭意勉強中です!
何か共有できる情報がありましたら、今後も積極的にご紹介していきます。
 
 
以上、お役に立てば幸いです。
 
 
それでは!
 

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この記事はbingo!CMS広報担当独自の見解を元に執筆しています。
また、記事公開時点での情報に基づいているため内容が最新でない場合があります。

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