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配信:2020年3月4日

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bingo!CMSでニューモーフィズムを実装する方法


こんにちは! bingo!CMS 広報担当の鈴木です。
 
2020年のデザイントレンドに挙げられる『ニューモーフィズム』、皆さまはご存じですか?

一見難しそうですが、以前ご紹介した『カスタムCSS編集でbox-shadowエフェクトをかける方法』を応用し、bingo!CMSで実装する場合の手順をご紹介します!

見出し
ニューモーフィズムとは?
bingo!CMSでの実装方法
使い所は一考を
 
 

ニューモーフィズムとは?

Pinterestで「ニューモーフィズム」と検索した結果の一覧
引用:Pinterest

本題の前に、まずは『ニューモーフィズム』の概要から。
 
背景と要素に同じ色調を使い、明暗で凹凸を表現するデザインです。
フラットデザインのように、要素が完全に背景から浮いているのではなく、やさしく押し出したように見えるのが特徴ですね。
 
個人的には、錠剤のシートを連想するせいか、無機質で清潔な印象を覚えます。
 
この手法は、スキューモーフィズムの進化版と言われているそうです。
 
▼スキューモーフィズム - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/スキューモーフィズム
 
ところで、『ニューモーフィズム』って早口で10回言えますか?
すっごく言いづらくないですか?
しかもタイピングもやりづらいです。
なぜかいつも『にゅーm−ふぃずむ』と打ってしまいます…。
 
閑話休題。
 
では、実装方法のご紹介です!
 
 

bingo!CMSでの実装方法

「Neumorphism.io」のトップページ
引用:Neumorphism.io

以下のツールを使うと便利です。
▼Neumorphism.io
https://neumorphism.io/
 
大きさや明暗の距離を任意で選択すると、リアルタイムでCSSが生成され、コピーして使用できます。
0から自分でつくる方法もありますが、ジェネレーターだと断然はやいです。

CSSができたら、以前ご紹介したbox-shadowエフェクトのTipsと同じく、要素の周りに余白をつくりましょう。
bingo!CMSの場合、コンテナやユニットのボックス(表示領域)の外側にはCSSが反映されません。
そのため、表示領域内にmarginを取り、その余白部分にCSSを適用する必要があります。
 
今回の例の場合、Neumorphism.ioで任意のCSSを生成したら、下記のようにclassとmarginを付け足してください。
 
Neumorphism.ioで生成した任意のCSSにclassとmarginを付け足す場合の例

ユニットに適用する場合の手順は、こんな感じです。
  1. bingo!CMS管理画面上部のツールバーから 『デザイン管理』 > 『カスタムCSS編集』をクリック
  2. 『カスタムCSS編集』に、任意のclassをつけたCSSを記述して保存
  3. 任意のページの『ページ編集』に入り、任意のユニットを配置
  4. ユニットのポップアップメニューから『編集』をクリック
  5. 編集画面上部の『class』欄に手順2でつけたclassを記述
  6. その他、ユニットを設定し保存
なお、bingo!CMSのバージョンによっては、『カスタムCSS編集』がない場合もあります。
その際は、『ページ編集』の『CSS/JS設定』からも同様の操作が可能です。
 
 

使いどころは一考を

ニューモーフィズムでボタンのオンオフを表現した例

このサンプルでは、『画像 v17ユニット』にロゴを設定し、ボタンっぽく見えるようにCSSを設定しました。
陰影を調整すると、オン・オフのような表現もできそうですね。
 
ただ、『ニューモーフィズム』は、洗練されたデザインとは裏腹に、アクセシビリティを含めUXの面では少々検討の余地があります。
 
制作するサイトに見合ったデザインとなるよう、適宜調整してご使用ください。
 
以上、お役に立てば幸いです。


それでは!
 

アーカイブに関するご注意

この記事はbingo!CMS広報担当独自の見解を元に執筆しています。
また、記事公開時点での情報に基づいているため内容が最新でない場合があります。

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